『ラストレースへの想い』・奈良岡寛子
4年生にとってラストレースとなる全日本大学選手権(インカレ)が近づいています。そこで、引退前の4年生にブログを書いてもらいました!
各自様々な想いを綴っています。是非ご一読ください!!
今回の担当は奈良岡寛子(教育・青森=青森)です。
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同期と『日本一』に
先日、部内で2000m通しをした後、クルーの一人が「ただただコックスのコールに集中してたわ~」とポロっと言いました。本人はもう言ったことも覚えていないかもしれませんが、本当に嬉しかった。
私は1年生の冬にCOXへ転向しました。
その時に同期が言ってくれた「絶対に一緒に日本一になろう」という言葉。それは昨年のインカレで現実のものとなりました。
日本一になれたことは心から嬉しく、ほっとしましたが、それでもなお、COXとしての自分の戦力を完全には信じきれない自分がいました。みんなに、勝たせてもらっているのではないか、と。
早稲女は強いです。強いからこそ、COXとしてそれに追いつけているのか常に不安でしたし、今も試行錯誤してばかりです。
ですが、漕手がひたすら自分を追い込んでいる姿や、できるようになるまで漕ぎと向き合う姿を見て、自分にもまだやれること、やらなければならないことがある、と気持ちを奮い立たせてきました。
勝たせてもらうのではなく、勝ちに導いて、日本一になる。
ラストレース、本当の意味での「日本一」を取れるよう、常に自分の頭で考え、最高のコールをし続けます。
最後になりましたが、いつも温かく見守ってくださるOB・OGの皆様や保護者の皆様、本当にありがとうございます。恩返しができるよう、全日本、インカレ、圧倒的に勝ちます。
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