『ラストレースへの想い』牟田昇平

【ラストレースへの想い】
10月28日(木)〜31日(日)にインカレ・全日本が開催されます。コロナウイルス感染拡大防止のため、無観客試合での開催となりますが、熱い応援を宜しくお願い致します。
そこで、レースへの想いを4年生に書いていただきました。
今回の担当は、牟田昇平(商4・三田学園=兵庫)です。是非、ご一読ください。
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「現実主義」
水泳引退と同時に入寮した艇庫での生活もあと少しとなりました。
水上と水中合わせて約16年間にわたる競技人生が終わることを思うと感慨深いものがあります。
入部当初は、『4年生までに早慶戦、インカレに出る』ことが目標でした。
高校のトップ選手ばかりがいる大学スポーツで未経験の自分が戦えるはずがないと思っていたからです。
しかし、OX盾レガッタや新人戦など様々なレースに出場させて頂く中で、少しずつ気持ちが変化してきたように思います。
さらに、1年生の冬には先輩の代漕として早慶戦の対校エイトに乗って練習する機会を頂きました。そこで、先輩方の試合で勝つために直向きに練習する姿を目の当たりにし、自分も少し頑張ってみようと思えるようになりました。
水泳時代、自分に達成できそうな目標しか設定しない私は、担当コーチから「お前は現実主義すぎる。もっと夢を見たり、大それた目標を持った方がいい」とよく言われていました。
当時は、自分に見合わない目標や夢を持つことはできていませんでしたが
漕艇部での4年間を通して、少しは「大それた夢を見ること」ができるようになった気がしています。
自分自身が納得できるように
「夢」を追いかけて
引退まで艇を進めていきたいと思います。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
引き続き、応援のほど宜しくお願い申し上げます。

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