『ラストレースへの想い』・安井咲智

4年生にとってラストレースとなる全日本大学選手権(インカレ)が近づいています。そこで、引退前の4年生にブログを書いてもらいました!

各自様々な想いを綴っています。是非ご一読ください!!

今回の担当は安井咲智(スポ・小松川=東京)です。

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目的と充実感


これまでの大学生活で、常に楽しいと思うことはできませんでした。


ここから少し暗い話をします。

1年時に部FBブログにおいて、

「自分はいくら苦しくても内心では楽しいと思う、その先に結果はあるのだから」

そう綴りました。


しかし、なかなか難しいものですね。そう思えば思うほど楽しむことが辛かったです。


だから3年越しではありますが、訂正をさせてください。

楽しい先に結果はなかったです。楽しむことも結果もあくまで一部でしかなかったです。


では、何が私を満たしていたのか。

それは

「目的」と「充実感」でした。


そしてその目的は、

「関わってくださる方々の歓喜に満ちた顔を見るため」であり、

充実感は、「目的に向かっているプロセスで感じる気持ち」

に着地しました。


結果は、その産物です。


だから、楽しいという気持ちを実感するのは少なかったですが、充実感はかなりありました。


試合で優勝して、後ろにいるクルーの喜んだ顔を見た瞬間は、その充実感で息が止まりそうになったほどです。


この目的と充実感の内容は、当たり前なのかもしれません。


しかし、その目的に向かい続ける生活を当たり前に送ることは、かなり難しいです。

どこからか怠惰な自分が現れそうになります。


だから、そのようなときほど


「自分これ何のためだっけ。そのために自分何ができるっけ。」


と、一度目的を考えてみて、一歩踏み出すようにしています。

そして、やり抜けるよう全力を尽くします。

なぜなら、そこに充実感が必ずあるからです。


これが、大学生活で一番考えていたことであり、

2020女子部副将として、ここでお伝えできることです。


だから、ラストレースにおける目的も明確です。


一歩踏み出して、全力でやり抜きます、

関わってくださる皆様の歓喜に満ちた、その笑顔のために。

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