『ラストレースへの想い』・荒井雄太

4年生にとってラストレースとなる全日本大学選手権(インカレ)が近づいています。そこで、引退前の4年生にブログを書いてもらいました!

各自様々な想いを綴っています。是非ご一読ください!!

今回の担当は荒井雄太(創理・早大学院=東京)です。

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居場所

創造理工学部総合機械工学科4年、主務の荒井雄太と申します。


高校でボートというスポーツに出会い、今年で7年目になりました。大学からはマネージャーというポジションで入部をしました。


マネージャーは部の運営を行うポジションです。練習ビデオの撮影や、食事の提供の他に、お金の管理や、イベントの運営なども行います。


僕は1年生の秋に入部しました。人見知りで同期ともうまく話せず、下級生の頃は失敗ばかりでよく周りに叱られたものです。仕事ができないと言われたことはしょっちゅうでした。自分の「居場所」はここにないのではないかと感じていました。

ですが、選手はもっともっと辛い練習を毎日続けています。こんなことで挫けてはいけないと言い聞かせて、誰にも相談できずに続けました。


そんな僕でしたが、一つ上が引退してからは主務に抜擢されました。主務はマネージャーをまとめて部の運営を支える重要なポジションです。

こんな自分が主務になっていいのかと何度も考えました。ですが、そんな心配は要りませんでした。監督や、OB/OGの皆様、同期、後輩のみんなが支えてくれて、主務の仕事をなんとかこなす事ができています。相談し合える選手の友達もたくさんできました。一生懸命仕事に取り組むことで、「居場所」はどんどん増えていきました。


そして全日本インカレを目前に控え、今ではこの「居場所」を離れることをとても寂しく感じています。残り少ない日夜に同期や後輩たちと飲んだり、遊んだりする時間を心の底から楽しみに感じています。

大切な仲間が最後の大会を笑顔で終えられるように、残りわずかの期間、できることを精一杯やっていきます。


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