3/21 カタクラ・ニッキ ~早慶レガッタまでの日記~

3/21(月) 銀の匙　中 勘助 角川文庫

　気持ちのいい空模様のわりに、今朝の空気はやたらと冷たく、オフの私はすっかり弱ってしまって二度寝・三度寝・狸寝入り繰り返し、さすがに気が済んで顔を洗いに部屋を出たころには、すでに8時も終わりかけでした。

　何とも珍しく今日は仕事が舞い込んでこなかったので、久々にゆっくりとオフを過ごします。温かいコーヒーを入れている間、わざと薄着のままコンビニへ。ちょっとしたお菓子を買いに行き、少し冷えた体をコーヒーメーカーから出てきたばかりのコーヒーでしみじみと温めます。

　30ページほど読んでひと月は放置していた『銀の匙』を、この一日で一息に読み切ってしまいました。いつだったかこの本に「盛り上がりどころがない」みたいなレビューを見たことがありますが、私はこの作品の素朴なストーリーや、透き通った空気感が綺麗だと思います。多分将来読み返すやつ...。ここ最近のオフは隅田練に疲れ切った体を引きずって残業をしていたので、今日という日は大変ありがたく、今週の隅田練に向け、程良く体の充電ができました。

カタクラ